移行中の知識
アートディレクション
Art Direction
定義
アートディレクション(art direction)とは、conceptやcommunication goalに対して、写真・illustration・styling・lighting・props・typography・layoutなど複数の視覚的判断を一つの方向へ組織し、制作物やseries全体の表現を導く実務上の役割・活動です。visual languageが反復して現れる表現上の語彙や規則、styleが観察される表現上の特徴を指すのに対し、art directionは何を選び、どう組み合わせ、制作条件へ展開するかという判断行為を含みます。mediaやviewportが変わっても同じ見た目を複製することではなく、何を維持し何を変えるかを決めます。
関連
対比すると分かりやすい概念
実例
実際の場面で考える
同じ概念を異なる制作文脈へ持ち込み、何を観察して判断するかを見る。
product campaign
ブランド撮影の方向を組む
見るポイント
「高級」「親しみ」のような方向語だけで終わらせず、background、lighting、prop、camera angle、color palette、typeをどう組み合わせるかへ落とす。各要素を個別に選ぶのではなく、campaign conceptに対して互いがどのような関係で採用されているかを見る。
responsive campaign website
PCとmobileでHeroの方向性を保つ
見るポイント
desktopでは横長写真とcopyを並置し、mobileではcropやaspect ratio、文字配置を変える場合でも、主題、色、type、motifのどれをdirectionの核として維持するかを決める。同じpixel配置を縮小することを一貫性としない。
注意
誤解しやすい点
- art directionを単一のvisual style名と同一視する。
- moodboardを作ること自体をart directionの完了と考える。
- 「高級」「親しみ」「力強い」のような評価語だけをdirectionとして置き、実際に選ぶ視覚条件へ分解しない。
- 過去のreferenceに似ていることをdirectionの成立条件にし、conceptとの関係を見ない。
- desktopとmobileで同じcrop、同じ比率、同じ配置を維持することを一貫したart directionだと考える。
関連
関連する概念
出典