移行中の知識
視覚的混雑
Visual Clutter
定義
視覚的混雑(visual clutter)とは、表示内の要素が過剰または整理不足になり、対象を探す、区切りを見分ける、必要な情報を識別するといった視覚的な処理を妨げる状態です。要素数が多いことだけでは決まらず、色・形・向きなどの特徴の競合、重なり、groupingの弱さ、配置の不規則さなども関わります。したがって、高い情報密度と視覚的混雑は区別して扱います。
関連
対比すると分かりやすい概念
実例
実際の場面で考える
同じ概念を異なる制作文脈へ持ち込み、何を観察して判断するかを見る。
店舗・施設を多数表示する地図UI
地図上のラベル競合
見るポイント
表示件数だけを減らす前に、ラベルの重なり、同じ強さのmarker、色の種類、選択対象の見つけにくさを見る。zoom levelや優先度に応じて何を見せるかを調整する。
機能数の多い編集アプリ
ツールバーの操作群
見るポイント
iconを一列に詰めるだけでなく、使用頻度や機能群でgroupingし、区切りと階層を作る。操作数を維持したままでも探索しやすくできるかを確認する。
理解
理解のポイント
- 過剰または整理されていないdisplay itemは、visual searchやscene segmentation、認識を難しくしうる。
注意
誤解しやすい点
- 要素数の多さだけをclutterの尺度にして、整列・grouping・特徴の競合を見ない。
- clutterを減らすことを「何でも消すこと」と同一視し、必要情報まで非表示にする。
- 大きな余白を追加すれば自動的にclutterが解消すると考え、色・形・重なり・優先順位の問題を残す。
観察
見比べて確かめる
関連
関連する概念
出典