移行中の知識
視覚的複雑さ
Visual Complexity
定義
視覚的複雑さ(visual complexity)とは、画面や構成を見た時に、どの程度多く・多様で・入り組んだ視覚情報があるように感じられるかという知覚的な特性です。要素数だけでなく、色や形の種類、配置の規則性、階層、画像量、文字量など複数の側面から生じます。情報密度や視覚的混雑と関係しますが、それらだけで決まる単一の尺度ではありません。
実例
実際の場面で考える
同じ概念を異なる制作文脈へ持ち込み、何を観察して判断するかを見る。
管理者向けWebアプリ
多機能な設定画面
見るポイント
同じ項目数でも、componentの種類、色、見出し階層、説明文、例外状態が増えると複雑に見えうる。項目を削る前に、視覚語彙と構造を揃えることで複雑さを下げられるかを見る。
高機能なクリエイティブツール
編集画面の初期表示
見るポイント
熟練者に必要な機能量を保ちつつ、初期状態で同時に競合するpanel、icon、status、色の種類を確認する。機能の多さと見た目の複雑さを分けて調整する。
注意
誤解しやすい点
- 視覚的複雑さを要素数だけで表し、種類・配置・規則性などを無視する。
- 複雑さが低いほど常に優れたUIだと考え、専門作業に必要な情報や機能まで削る。
- 視覚的複雑さと、操作手順・業務ルールなどのinteraction complexityを同じ問題として扱う。
関連
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出典