移行中の知識
情報密度
Information Density
定義
情報密度(information density)とは、限られた表示領域に、どの程度の情報や操作対象が同時に見えているかという関係です。情報の総量そのものではなく「どの広さに、何を、どれだけ見せるか」を見る概念で、同じ内容でも画面サイズ、文字サイズ、余白、集約方法によって密度は変わります。高密度であることと視覚的に散らかっていることは同義ではありません。
関連
対比すると分かりやすい概念
実例
実際の場面で考える
同じ概念を異なる制作文脈へ持ち込み、何を観察して判断するかを見る。
複数指標を常時確認する業務画面
監視ダッシュボードの一覧性
見るポイント
余白を増やして1画面の情報を減らす前に、利用者が同時に比較する必要がある指標を確認する。行高、ラベル量、単位表示、groupingを調整し、必要な情報を一望できる密度を探る。
レスポンシブなデータ表示
PCからモバイルへの縮約
見るポイント
狭い画面へPC版の情報をそのまま圧縮せず、何を残し、何を集約・省略・別画面化するかを決める。単に文字や余白を小さくして密度だけを維持しない。
注意
誤解しやすい点
- 情報密度が低いほど常に使いやすいと考え、一覧比較や熟練作業に必要な同時可視性まで失う。特定の熟練課題では高密度表示の方がtarget探索を速めた実験例もある。
- 高密度な画面を、それだけで視覚的混雑と判定する。整列・grouping・階層によって高密度でも探索可能な場合がある。
- 情報を減らさず余白と文字サイズだけを縮め、「整理した」とみなす。
観察
見比べて確かめる
関連
関連する概念
出典