移行中の知識
書体の軸
Typographic Axis
定義
書体の軸(typographic axis / stress)とは、主に丸い字形で太細の変化がどの方向へ傾いているかを見るための形態的な軸です。calligraphicな書字由来の傾きが残る書体もあれば、Didoneのようにほぼ垂直な軸を持つclassもあります。文字列全体の傾きやitalic angleとは別概念です。
実例
実際の場面で考える
同じ概念を異なる制作文脈へ持ち込み、何を観察して判断するかを見る。
typeface comparison
Oの太細を追う
見るポイント
複数のserif書体でOの最も細い部分がどの方向に現れるかを比較し、Humanist / Garalde / Transitional / Didoneの違いを名称だけでなく形から確認する。
lettering study
レタリングの筆記感を分析する
見るポイント
丸い文字を描く時、太細の分布が斜めの筆記軸を示すのか垂直に近いのかを観察し、単なる文字全体のslantと分ける。
注意
誤解しやすい点
- typographic axisをitalicやobliqueの傾斜角と同じものと考える。
- 軸の角度だけで書体classを一意に決める。
- 軸が垂直なら現代的、斜めなら古いと品質評価へ変換する。
関連
関連する概念
出典