移行中の知識
色の暖冷感
Perceived Color Warmth
定義
色の暖冷感(perceived color warmth)とは、色を「暖かい側」から「冷たい側」へ感じ分ける知覚的な次元です。近年の実験では、多くのobserverがorangish-red側をwarm、greenish-blue側をcoolとする連続的な軸を比較的一貫して示しています。色相と強く関係しますが、単なる色名分類ではなく、知覚されるsaturationなど他の色属性とも関係します。また、照明で使う物理的な色温度やcorrelated color temperatureとは別概念です。
実例
実際の場面で考える
同じ概念を異なる制作文脈へ持ち込み、何を観察して判断するかを見る。
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同一UIのaccentを暖冷で比較する
見るポイント
accentをorange-red側とgreen-blue側で比較する時、明度・クロマ・面積をできるだけ揃え、まず「暖かく/冷たく見える差」を観察する。「親しみ」「信頼」など別の評価語へすぐ飛ばない。
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写真と背景色の温度感を合わせる
見るポイント
暖色寄りの写真に対して背景やcaptionの色を選ぶ時、色相の暖冷差が写真との一体感や分離へどう働くかを見る。暖色同士にすること自体を正解にせず、contrastや階層も同時に確認する。
理解
理解のポイント
- systematic reviewではwarm colorがcool colorより高arousal・高powerの感情概念と対応する傾向が報告されているが、これは特定UIで同じ感情を直接生じさせる保証ではない。
注意
誤解しやすい点
- 暖色・寒色というcategory labelと、その軸上でどの程度warm / coolに感じるかという知覚次元を完全な同義語として扱う。
- 暖色・寒色の分類を、照明のKelvin値やcorrelated color temperatureと同じ意味で扱う。
- warmなら親しみ、coolなら信頼というように、暖冷感からブランド印象を一対一で決める。
- 色相だけを変えたつもりで明度・クロマまで大きく変え、暖冷以外の差を混ぜる。
関連
関連する概念
出典