移行中の知識
相対輝度
Relative Luminance
定義
相対輝度(relative luminance)とは、WCAGでcontrast計算などに使われる、color space内の点の相対的な明るさを最暗の黒0・最明の白1へ正規化した量です。sRGBではlinearized RGB成分から計算されます。知覚上のlightnessやbrightnessを直接表す尺度ではなく、HSL lightnessやHSV valueとも別です。
関連
対比すると分かりやすい概念
実例
実際の場面で考える
同じ概念を異なる制作文脈へ持ち込み、何を観察して判断するかを見る。
本文・caption・disabledでない補助テキスト
文字色と背景色のcontrast確認
見るポイント
見た目に「十分明るさが違う」と感じるだけでなく、WCAGの対象では前景色と背景色のrelative luminanceからcontrast ratioを確認する。HSL lightness差だけで代用しない。
状態色paletteの設計
色相の異なる同じHSL lightness
見るポイント
HSLで同じ50% lightnessの青と黄でもrelative luminanceは大きく異なりうる。色相を変えた時に文字やiconとのcontrastが保たれているかを再計算する。
注意
誤解しやすい点
- relative luminanceを「人が感じる明度」の0〜1表現だと考える。
- HSL lightnessやHSV valueをrelative luminanceの代わりに使ってcontrast適合を判断する。
- WCAGのrelative luminance式を、あらゆるHDR・color appearance・美的な明暗設計の万能尺度として一般化する。
関連
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出典