移行中の知識
図と地
Figure–Ground
定義
図と地(figure–ground)とは、視野の中である領域を「注目する対象(figure)」として、その周囲を背景(ground)として分けて知覚する関係です。contrast、輪郭、重なり、奥行き、過去経験など複数の手がかりが関与し、単に明暗差が大きいことと同義ではありません。UIではmodal、floating surface、textとbackgroundなど、どの層・対象を主として読ませるかを考える基礎になります。
実例
実際の場面で考える
同じ概念を異なる制作文脈へ持ち込み、何を観察して判断するかを見る。
確認ダイアログ
modalと背面画面
見るポイント
modalをfigureとして読みやすくする時、shadowだけでなく、背面の抑制、重なり、境界、位置関係を合わせて見る。背面contentが強すぎてfigure-groundが競合していないか確認する。
hero image上の見出し
写真上の文字
見るポイント
文字と写真の局所contrastだけでなく、文字が独立したfigureとして安定して読めるかを見る。写真の細部が文字輪郭と競合する場合はoverlay、背景面、配置変更などを検討する。
理解
理解のポイント
- figure-ground organizationはshapeやdepth perceptionとも関係し、どの領域がfigureとして知覚されるかは単一のvisual cueだけでは決まらない。
注意
誤解しやすい点
- figure-groundを「前景色と背景色のcontrast ratio」だけの問題へ還元する。
- shadowを強くすれば必ずfigureとして分離できると考え、輪郭・重なり・背景contentとの競合を見ない。
- すべての要素をfigureとして強調し、主対象と背景の区別を失う。
関連
関連する概念
出典